こんにちは、みずのです。
2021年に英検1級に合格した私ですが、諸事情があってTOEICを受験することになりました。
TOEICで900overを取得するにあたってどういう参考書を用いて勉強したのか、どのような問題で間違えるのかといった情報をTOEIC Blog(Tlog)として残せれば良いなと思って始めました次第であります。
今回は冒頭にもありますように、加藤先生の「TOEIC® L&Rテスト精選模試【総合】」を用いて勉強しましたでのその記録を御覧ください。
Contents
今回用いた参考書
加藤優著「TOEIC® L&Rテスト精選模試【総合】」。2021年12月20日 初版発行。
今回の目的
本参考書を用いた目的は以下のとおりです。
- 本番を意識した模試を解くことで、出題傾向や難易度を掴む
- 本番と同様の流れで解くことにより、高得点のための戦略や時間配分を考えられるようにする
まず感想
精選模試のtest1採点終わりました
リスニングはおすすめされた1.25倍速で実施したのですが、全然聞き取れずかなり落としてしまいました
リスニング力そのものを向上させると同時に、問題文の先読みをしっかり行う等しっかり対策していきたいと思います pic.twitter.com/0xlFNn01E5— IBSみずの@TOEIC/python/投資/財務諸表・会計/簿記/統計/副業勉強中 (@mizuno_ibs) May 3, 2022
・英検1級のリスニングは長く聞いて大意を掴む能力が問われるのに対し、TOEICは短い内容を正確に聞き取りきる能力が問われているように感じる
・英検よりもTOEICのほうがひっかけが多い気がする。良く言うと選択肢の作り方が上手い— IBSみずの@TOEIC/python/投資/財務諸表・会計/簿記/統計/副業勉強中 (@mizuno_ibs) May 3, 2022
結果詳細
Listening(L)が85/100で430点、Reading(R)が93/100で485点。合計915点という結果になりました。
以下それぞれのPartについて見ていきたいと思います。
以下、多少のネタバレを含みます!ネタバレしてほしくないという人は以降は飛ばしてください!
Part1:6/6
Q3やQ5などは一瞬?となる瞬間もありましたが、消去法で正解を選んだ感じです。crateやcountryyardといった単語は馴染みがなくうまく聞き取れてなかったです。
Part2:20/25
Q16,17,26,30,31を間違えました。
Part2で重要なのは短文を正確に聞き取る力であり、特に冒頭の疑問詞等を聞き逃すと正解率がガクッと落ちる印象です。
Q16、17、26は全文を正確に聞き取れなかったために、printer、clients、researchといった単語に引っ張られ、関連する単語が含まれたダミー選択肢に引っ掛けられました。
Q30は選択肢吟味してもよくわからず、Q31はQ30のせいで聞き逃してしまった感じです。
前の問題の選択肢吟味に時間がかかって後ろの問題に影響が出てしまうことはなるべく避けないといけませんね。分からない問題はスパッと捨てる割り切りも大事。
印象的な例文
- I have time to run a few errands. 「少し用事を済ませる時間がある」
単語
- itinerary(=travel schedule) ネイティブと出張計画について話しているとたまに出てきます
- auditorium(=hall)
- expressway(=highway)
Part3:33/39
Q32,45,4960,62,64を間違えました。
Part3で重要なのは先に選択肢と問題を読んで、読まれるスクリプトの内容や聞き取る必要のある情報を想定しておくことであり、今回は全くそれをしなかったので悲惨な目にあいました。
Q32、45は自分の中では捨て問だと思っています。
Q49、60、62、64は単純に聞き取れていませんでした。なぜ聞き取れなかったのかは今後復習する中で解明していこうと思います。
Part4:26/30
Q72,82,84,91を間違えました。
Q72は大意は理解できたのですが、選択肢が想像以上に細かくて絞りきれなかったという感じです。事前に選択肢に目を通し、どれだけの粒度の情報を答える必要がありそうか見積もってことが大事なようです。
Q78は自分の中で捨て問だと思っています。
Q82はQ72と同様の間違え方の気がしています。
Q84、91は単純に聞き取れませんでした。
また、今回は正解しましたがQ95以降の図表を見ながら答える質問は図表の解読にも多少なり時間を取られるので、非常にやっかいな問題だと感じました。
リスニング全体を通して、やはりPart3とpart4のレベルの聞き取りを正確にできるかが高得点の鍵のようです。海外との会議においても、細かい部分が聞き取れないということがよくあったので、今回のTOEIC模試で改めてその弱点が浮き彫りになりました。今後はこの弱点をどうやって克服していくかが高得点取得の鍵となりそうです。。。
Part5:30/30
文法が満点だったのはラッキーでした。ここは多少出題される問題との相性もあると思います。
個人的に怪しかった問題は以下のとおりです。
Q104。be popular with 人 vs in 場所。
Q107。文意を理解できなかったが、SVを後ろに取れるのは接続詞であることを利用してなんとか正解。somewhere(どこかに)は副詞。品詞の知識があるとそれを利用して正解することが可能です。
Q115。partner withを動詞として使ったことがなかったので一瞬迷った。
Q122。trustingと迷ったがtrsutingは「他人を信じやすい(ので騙されやすい)」という意味でありdependable/reliable「信頼できる」と混同しやすいので注意。
例文
- The avenue will be closed to traffic. 「その通りは通行止めになる予定。」
単語
- restore(=repair) 英検順1級相当の単語だと思います
- remodel 改造する
- brief summary , potential customers 仕事でよく使われます
Part6:14/16
Q133と135を間違えました。
Q133は文章を飛ばし読みしている今の自分には正解するのは無理だと思っています。
Q135は時制を間違えました。仕事でメールを書く際に現在のことに対してもwillを使ってしまう悪い癖に引っ張られました。
Part7:49/54
Q168,175,176,178,187を間違えました。
Q168の文章はちゃんと読めていません。
Q175,187は先入観で解いてしまってミスしました。
Q176,178の文章は一番混乱しました。Part7の後半に登場するダブル・トリプルパッセージではパッセージ間のつながりや変更点をうまく見ぬくことが大切なようです。
膨大な英文を限られた中で処理する能力がかなり問われるなと感じました。今の自分はおそらく1英単語ずつ頭の中で復唱しながら読んでいる状態なのでどうしても読むスピートが遅いと感じています。全部解こうとすると必然的に読む部分を絞り断片的な情報から正解を導き出していますが、この方法だとひねった問題には対応しにくいです。
最後の数問は塗り絵と割り切って、それ以外の正解率を高めることでも高得点取得は可能かもしれませんが、今後英語をフルに使って仕事をすることを夢見ているので可能な限り塗り絵は避けたいと思います。
日常生活から英文に慣れることや速記/速読を意識することを通して、根本的な処理能力の向上に取り組めたらよいなと感じています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この記事は自分含めてTOEIC900以上を目指す人を意識して書いています。
就職、転職、昇進等々様々な場面において今でもTOEIC900以上は一定の効力を持っているようです。(かくいう私も海外転勤や転職を意識しています)
TOEIC取れるなら900以上取っておいたほうが良いよ
なんだかんだ言いながら色々と役に立ちます
だそうです
by面接官や転職エージェント— IBSみずの@TOEIC/python/投資/財務諸表・会計/簿記/統計/副業勉強中 (@mizuno_ibs) April 14, 2022
私のブログやSNSを通して少しでも多くの人にTOEICを始めとした英語を勉強する際のきっかけや参考にしていただけますと幸いです。
さて、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
あくまでも個人の考えということをお忘れなきようにくださいませ。
皆さんの人生に幸おおからんことを!
みずの