こんにちは、みずのです。
以前の読んてよかったと思う本(パート1)や~不安症/心配性/神経質と病~というブログでも取り上げましたが、私は割と本を読む方です。(大学生の頃は50冊/年のペース)
社会人になってからは技術書を読むことが多くなったため、一般的な本を読む機会がほとんど失われていました。
しかし、コロナで固めた決意~勉強します/行動します~で決意したことにより、再び勉強するために一般的な本を読むようになりました(最近はお金/健康関係が多いです)。
それに伴い、もっと若いうちに(特に学生のうちから)知っておくべきだったという感情が日々募るようになりました。
今回は、私がもっと早く読んで知っておくべきだった/そういう視野を手に入れておくべきだった。そんな本を紹介していきたいと思います。
①LIFE SHIFT/WORK SHIFT
ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>
来たる人生100年時代を生き抜く人生戦略についての本です。
今までは医療がそこまで発達していなかったこともあり、人間がそこまで長生きしなかったこともあり、
教育(~20歳)→仕事(~65歳)→老後(~80歳)という3ステージで構成するのがほとんどでした。
しかし、寿命が伸びたことにより老後を迎えるまでの期間が伸びました。そこに加えて、時代の移り変わりが早くなったこともあり、例えば「教育(学習)」と「それを生かした仕事」の間を何度も行き来するマルチステージで人生は構成されるようになるであろうということが述べられています。
つまりはパターン化された人生設計から、流動的に変化し続ける人生設計が重要となるのです。
LIFESFIFTに関してもっと知りたい方はこちらのサラタメさんのyoutubeも参考になるかと思います。
【14分で解説】LIFE SHIFT(ライフシフト)~100年時代の人生戦略~【結論、ワークライフバランスを死守すべき】
補足ですが、サラタメさんのチャンネルでは他にも様々な本のエッセンスを10分程度で知ることが出来るので非常にオススメです。
②イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
マッキンゼー出身であり、現在はヤフーの執行役員をされている安宅 和人さんによる本です。
最近話題になっている「シン・ニホン」を執筆されているのもこの方になります。
さて、この本の最大の主張は、
「バリューの高い仕事をするには、問題の厳選が重要である」
というものです。
仕事というのは、大なり小なりとある問題を解決するために行う一連の作業や思考と考えた上で、バリュー(生産性や価値)の高い仕事をするにはどのような問題を解決するか、数ある問題の中から解決するべき問題を選択出来るかが肝要である、と書かれています。
問題の厳選では、仮説思考が重要となります。
とりあえずやってみるのではなく、どのような問題を解きたいのか、そしてどのような答えを導きたいのかを、予め強引にでも仮説を立てるのです。
その際に、ふわっとした仮説を立てるのではなく、一歩踏み込んだより具体的な言語化された仮説を立てます。
本書の後半では、問題設定が完了した後の問題解決のための5つのステップが紹介されています。
もう少し具体的に知りたい方はこちらのくんぺーさんのnoteが図解されていてわかりやすいかと思います。
③転職の思考法
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
ここ数年で数々の本を出されている北野唯我さんによる本です。書店でも大きく宣伝されていることが多いので名前をご存知の方も多いかもしれません。
この本以外にも「天才を殺す凡人」が有名だと思います。
「学生でまだ働いてもいないうちから転職について考える必要性が果たしてあるのか?」と思われる方も多いかもしれませんが、キャリアについての本質的な考え方を学ぶことで、残りの学生期間の過ごし方も大きく変わると思います。
特に経団連や日本を代表するTOYOTAのトップが言及したように、これからの日本では今までのように終身雇用制度を維持できないことはほぼ明確であると思われるので、会社から与えられるままでなく、自分自身で自身のキャリアを考えることは非常に重要です。
この本で私が一番印象に残っているのが、
自分の市場価値は「業界の生産性」、「技術資産(専門性と経験)」、「人的資産」の3軸の掛け算で測ることができ、このうちの2軸で高得点で有ることが理想的であるということです。
勿論、すべての軸でいきなり高得点を叩く出すのは難しいでしょう。
「技術資産」や「人的資産」というのは形成されるのにどうしても時間がかかるものです。
しかし、「業界の生産性」は簡単に言えばその業界が儲かりやすいかということであるので、そのような業界構造的に儲かりやすい(成長業界or花形業界とも言えるかもしれない)に入ってしまえば自然と「業界の生産性」の軸で高得点を獲得することが可能となります。
後は、「業界の生産性」低下し、「技術資産」「人的資産」といった自身の強みが死ぬ前に転職(ピポット)を繰り返していけばよいのです。
この本は、現在の仕事で悩む主人公とその相談に乗ってくれるアドバイザーの物語形式で進んでいきますので、とても読みやすいです。
それでもって、各所に重要なtipsが散りばめられているので非常に重宝しますので、一家に一冊はあっても良いと思いますし、前半でも述べたように特に若い方が読んでおくと非常にその後のキャリア、そして人生を考える上でのヒントになると思います。
④道は開ける
以前の読んてよかったと思う本(パート1)でも紹介しましたが、今回もぜひとも押したいのがこの本です。
特にこの本は、人生の様々な悩みや困難を先人たちがどのように乗り越えてきたのかを知ることが出来る一冊であり、人生を通して何度も読んで読んで読み直す一冊です。
詳しくは以前の記事を参考にしてもらえればと思います。
最後に
今回紹介した本は、人生を通して効力を発揮する本ばかりなので、早く読めば読むほど得できると思います。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
あくまでも個人の考えということをお忘れなきようにくださいませ。
それでは、また。
みずの